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2008 03,05 01:15 |
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アフリカに注目されているメディア関係者の皆さま
こんばんは。声がかなり濁声になっているため、何人かの 皆さんにはご心配いただきありがとうございました。 昨日は一日、アフリカ関係の会議にでずっぱりでした。 1.国連改革パブリックフォーラム(議題がアフリカ) 2.日本-EU国際会議「アフリカ開発」 このメールでは、2.の報告をします。 EUとアフリカ間関係、TICADへの意見など関心があると思い ますので、以下簡単に概要を報告します。しかし、ミッシェル さんのあの熱のこもった大スピーチ(長すぎた感もありますが) に比べ、日本政府関係者のスピーチがあまりに・・・。ウェブで半年も前から公表していることを読み上げているに すぎず、欧州が日本のTICADから学びたいと頭をたれているの にこれでは本当にTICADは役に立っているのか、と疑念をいだ かざるを得ない状態です。 が、マータイさんの話は最後のほう非常によかったです。 (最初は酷かったですが) ケニアへの過去の援助が、為政者たちにとって悪い状況を生み だしてきた可能性をはっきり示唆されています。そして、資源 管理の問題、ガバナンスの問題について、「もったいない」を 使って説明しています。 この「もったいない」の使い方には正直感動しました。 ======================================== Dr.Wangari Maathai ・気候変動の問題が含まれていることを歓迎。 ・環境と国民の暮らしの関係について、理解促進を 進めてきた。 ・アフリカは資源に恵まれる一方、人々の間に貧困 がまん延している。ここに皮肉がある。 ・なぜこのような状況が生まれているのか? ・ケニアの状況について触れたい。大変深刻な政治的 人道的危機に陥っている。コフィー・アナン、マンデラ、 マシェル、ムカパ」が一緒になって手を差し伸べている。 アフリカ開発はアフリカの指導者の手に委ねられている。 ・アフリカの指導者がガバナンスを向上させること、国 民に投資することを避けてしまっては、アフリカの将来 はない。 ・児童たちが戦争に行き、難民キャンプで暮らすのでは なく、教育を受ける必要がある。 ・援助をしてくれても、援助のやり方によっては、うまく いかないという状況が生まれる。 ・横浜のTICADに参加できることを楽しみにしている。 ・日本語「もったいない」という言語について紹介したい。 ・資源を使う機会があった、が失われた・・・。対話する 可能性があた、が失われた。こういうことを、嘆き悲しむ することを「もったいない」は意味する。 ・アフリカ国民のすべてが開発プロセスや議論に参加 できるように、「もったいない」は活用できる。 ・無駄を嘆き悲しむこと=「もったいない」。 ・今の現状を嘆き悲しみ、「もったいない」と思うべき。 ・たくさんの機会を私たちはもらったのに、われわれは それを捨ててしまった。これは「もったいない」。 ・指導者たちはコミットメントを守るべき。無駄にしては ならない。将来、「もったいない」といわなくてよいように。 ________________________________________________________________ PR |
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